
参拝者に福を授ける神主=2月7日、佐渡市新穂潟上
家内安全や学業成就などを願う恒例行事「お七日(なぬか)祈願祭」が2月7日、新潟県佐渡市新穂潟上の牛尾神社で開かれた。笛や太鼓が鳴り響く中、えびす様や大黒様に扮(ふん)した神主がユーモラスに舞い、訪れた市民らの福多き一年を祈った。
牛尾神社は792年に創建し、お七日祈願祭は毎年2月7日に実施している。40年ほど前までは、宮司が社務所に7日間こもって、さまざまな占いを行う行事もあったという。
2025年は約30人の市民らが参拝。おはらいが厳かに行われた後、神主がえびす様の面を着けて登場。釣りざおで巫女(みこ)らを釣ろうとコミカルな舞を披露したり、人形のタイを参拝者の頭に触れて回ったりして福を授け...
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