
新潟県新発田市の2024年度のふるさと納税の寄付額が、1月末時点で8億円を超え、過去最高を更新した。件数も2万4千件超と、前年同期比で倍増。市は昨夏から民間企業のノウハウを活用し、返礼品を充実させたことが要因とみている。
新発田市への寄付額は近年、年間5億円前後で頭打ちとなっていた。打開策として24年8月、全国でふるさと納税業務を手がける「パンクチュアル」(高知県)に委託。同社は市内に営業所を構え、返礼品の提供事業者の開拓や、商品のPR強化に取り組んでいる。
25年1月末時点の寄付額は前年同期比1・6倍の8億1320万円で、過去最高だった19年度の年間6億5730万円を既に突破。24年度は総...
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