
雪灯籠の優しい明かりが参道を照らした別所虚空蔵尊の例祭=五泉市別所
新潟県五泉市別所の国登録有形文化財「別所虚空蔵尊」で例祭が開かれた。初日の夜には住民有志が作った雪灯籠の幻想的な明かりが参拝客を出迎え、家族連れらが「きれいだね」などと優しい光を楽しみながらお参りしていた。
虚空蔵尊は無病息災や商売繁盛に御利益があるとされ、毎年2月12、13の両日に例祭が開かれている。
2月12日夜には、虚空蔵尊への参道や石段に地元の人たちが作った雪灯籠が並び、地元産の野菜の販売などもあって多くの人が訪れていた。
家族と来たという五泉市の愛宕小1年生(7)は「雪灯籠がすごくきれい」と笑顔で話した。母親(40)は「毎年お参りに来ていて、今年も健康を祈った」と話していた。
また...
残り57文字(全文:357文字)