浄興寺大門通りの景観整備について住民らが意見を交わしたワークショップ=上越市寺町2
浄興寺大門通りの景観整備について住民らが意見を交わしたワークショップ=上越市寺町2

 新潟県上越市は、通年観光計画で誘客を図る高田地区の「浄興寺大門通り」の将来像を考えるワークショップ(WS)の最終回を寺町2の町内会館で開いた。数多くの寺院があり門前町の風情を残す寺町の観光振興と、住民の生活環境を両立する整備基本計画の策定に向けて意見を交わした。

 浄興寺大門通りは、高田駅近くの本町通りと、60以上の寺院が集中する寺町を結ぶ延長522メートルの市道。

 市は沿道住民らに参加を呼びかけ、2024年9月から3回のWSを開催。通りの周辺を歩いたり、景観整備の先進事例を学んだりして通り沿いの魅力を生かすまちづくりを考えてきた。

 4回目の最終回は25年2月5日にあり、住民ら約10人が参加。...

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