「佐渡島の金山」のシンボルとなる新たなロゴマークに決まった占部博士さんの作品。日本語版(左)と英語版(右)
「佐渡島の金山」のシンボルとなる新たなロゴマークに決まった占部博士さんの作品。日本語版(左)と英語版(右)

 新潟県佐渡市が募集していた世界文化遺産「佐渡島(さど)の金山」のシンボルとなる新たなロゴマークが、東京都のグラフィックデザイナー、占部博士(うらべひろし)さんの作品に決まった。佐渡金山の象徴「道遊の割戸」をシルエットにし、地球などを連想させる背景の円と金色を引き立たせるデザインとなっている。

 ロゴマークの候補には全国から107点が寄せられ、1次審査で最終候補となる5作品を選定した。佐渡市公式LINE(ライン)上で2024年12月27日から1月17日まで投票による最終審査が行われ、総数2414票のうち、占部さんの作品に最も多い39%の940票が集まった。

 2月21日の定例会見で発表した渡辺竜五...

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