各自に配布されたタブレット端末を使い、自由自在にドローンを操作する児童ら=新潟市北区濁川
各自に配布されたタブレット端末を使い、自由自在にドローンを操作する児童ら=新潟市北区濁川

 新潟市北区濁川の濁川小学校が、ドローンを活用したプログラミング授業を行うなどICT(情報通信技術)教育に力を入れている。プログラミングを生かしたさまざまな技術を、児童が身近に感じて楽しく学べる環境づくりに取り組む。上越教育大学の桐生徹教授は「ここまで情報教育に力を入れている小学校は県内でも少ない」と評価する。

 児童が空中に掲げたフラフープの輪の中を、ドローンが通り抜けていく。ドローンは別の児童がタブレット端末を使い、専用のアプリで操作した。

 濁川小で1月下旬に行われた5年生対象のプログラミング授業。児童たちはドローンの離着陸や飛行動作にも挑んだ。授業を受けた児童(10)は「ドローンがどのくら...

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