
会員らが力強い詩吟や舞を披露した「吟の舞発表会」=3月2日、新潟市中央区一番堀通町3
詩吟に合わせて刀や扇を持って舞う伝統芸能・吟剣詩舞道(ぎんけんしぶどう)の愛好団体による「吟の舞発表会」が3月2日、新潟市中央区の市民芸術文化会館能楽堂で開かれた。県内の約20団体の会員らが33演目を熱演し、観客は優美な舞に見入った。
伝統芸能を守り、継承しようと「剣詩舞道都美会(とみかい)」が毎年開催し、2025年で14回目。
5歳から90代までの幅広い年代の会員ら約70人が、紋付きはかまや鉢巻きなどの衣装を身にまとって登場。和歌や漢詩の浪々とした吟詠や民謡に合わせて剣や扇を手に力強く舞い、日頃の練習の成果を発揮した。
「伝説の里 慈光寺・村松城そして白山神社」と題した演目では、五泉市村松...
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