
手際よくブロンズ像の冬囲いを外す作業員ら=3月6日、上越市本城町
新潟県上越市の高田城址(じょうし)公園で3月6日、冬囲いの撤去作業が始まった。園内には50センチを超える雪が残り、時折冷たい雨が吹き付ける中、公園管理人らは手際よく春支度を進めた。100回目を迎える観桜会が開幕する3月28日までに作業を終える。
公園にあるブロンズ像16基と、サツキやツツジなどの低木約5000本は、雪の重みから守るために冬囲いをしている。
3月6日は9人が二手に分かれて作業した。ブロンズ像の周辺では、足元に残る雪に足を取られないよう気を付けながら固定していた縄を切り、竹や丸太を次々と取り外した。

日本気象協会は高田城址公園の桜の開花を4月5日と予想している。公園管理人の宮﨑直...
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