
新潟県庁
新潟県議会2月定例会は3月7日、4常任委員会での審議を続開した。産業経済委員会では、2023年に発覚した県新発田地域振興局農村整備部発注の工事を巡る官製談合事件に関連し、同整備部が発注した胎内市の区画整理工事を当初予定を変更して2件から3件に分割した理由について、農地部の野中振挙(のぶたか)部長は「円滑に工事を実施できるよう工事の範囲を分割した合理的なものと認識している」と述べた。
胎内市の工事は、当初は2件だったものを3件に分割し、23年6月に開札された。県議会ではこれまで、逮捕された元部長の指示で分割されたとの関係者の供述が刑事裁判記録から確認されたと指摘されている。
野中部長は「工事対...
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