映画「烈火」の説明をする紺吉の瀧澤大祐代表取締役=十日町市
映画「烈火」の説明をする紺吉の瀧澤大祐代表取締役=十日町市

 新潟県十日町市の国宝「火焰型土器」をモチーフにしたアニメーション映画「烈火」を制作している「紺吉(こんよし)」(十日町市)は、製作発表会を開き、公開は2028年秋になると発表した。瀧澤大祐代表取締役(51)は「十日町の人が誇りを持てるような作品になればいい」と抱負を述べた。

 烈火は、大震災を引き起こした「鬼の巨神」と、火焰型土器をモチーフにした「龍の巨神」との戦いをメインに、文明の衝突や地球環境問題なども絡めて描く。震災で家族を失った主人公が、人類を滅亡させる鬼の巨神に対し、「人類の未来を諦めない」と立ち上がる物...

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