
チューリップの歴史や魅力について理解を深めた家族連れら=新潟市秋葉区金津の県立植物園
新潟県の花であるチューリップの魅力を伝えるイベントが3月8日、新潟市秋葉区の県立植物園で開かれた。新潟県シンボル普及促進アンバサダーの倉重祐二さん(63)が、講演や観賞を通じてチューリップの歴史や観光資源としての価値などを解説した。
県立植物園の前園長でもある倉重さんは、昔の資料をひもときながら、チューリップの日本初の商業生産が1919年に新潟市秋葉区で始まったと説明。「富山県を除けば、県外の人はチューリップ畑を見たことがない人がほとんどだ」とし、ブランド化や観光資源としての活用を進めてほしいと提案した。
講演会後、参加者約40人は、県立植物園が「にいがた花の陣」企画の第2部として展示してい...
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