
新潟市は、ごみの適正な処理を進めるための総合指針となる「市一般廃棄物処理基本計画」(2020〜29年度)の中間見直し案をまとめた。計画期間を30年度までの11年間とした上で、1人当たりのごみ総排出量を現行計画よりさらに少ない目標値に改めることなどが柱。3月中に改定する。
24年度を中間目標年度として課題の整理を行うための見直しで、諮問を受けていた市清掃審議会(会長・関谷浩史新潟県立大准教授)が2月中旬に市に答申した。
見直し案には、3R(リデュース、リユース、リサイクル)の推進などにより、30年度の1人当たりの1日ごみ総排出量の目標値を、現行計画の29年度目標比42グラム減の911グラム以下...
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