
慢性腎臓病と糖尿病の関係性について学んだ講演会=出雲崎町米田
悪化すると人工透析が必要になる慢性腎臓病(CKD)の予防や重症化対策について学ぶ講演会が、新潟県出雲崎町米田の町中央公民館で開かれた。髙木内科クリニック(新潟県長岡市)の髙木正人院長が講師を務め、糖尿病と慢性腎臓病の関係について解説。参加者約120人に向け、早期の対策や食生活の重要性を訴えた。
出雲崎町は人口に対する人工透析患者の割合が県内で最も高い。正しい知識を付けて予防につなげてもらおうと、有識者を招いた講演会を毎年開いている。
新規の人工透析患者は減少しているものの、糖尿病に起因する腎臓病患者が増えていることから、13回目の今回は糖尿病が専門の髙木院長を講師に招き、3月9日に開いた。
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