佐渡島の金山のシンボル「道遊の割戸」=新潟県佐渡市
佐渡島の金山のシンボル「道遊の割戸」=新潟県佐渡市

 世界遺産「佐渡島(さど)の金山」の魅力を広く伝えるための任意団体「『佐渡島の金山』を未来につなぐ会」(新潟県佐渡市)が新たに発足した。佐渡市が3月18日、発表した。登録推進活動の中心的な役割を担ってきた市民団体で、3月末をめどに解散を予定している「佐渡を世界遺産にする会」(佐渡市)の事実上の後継組織となる。

 県や市、他の市民団体などと協働しながら、金山の魅力を伝え、島の発展につなげることを目的に掲げる。具体的には、草刈りや清掃などの環境整備や、出前授業やイベントといった価値を伝える活動、県や市の事業への協力や提言などに取り組む。

 「世界遺産にする会」の役員が発起人となり、3月13日に設立総会...

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