
錦鯉の入った箱が、新幹線へ慎重に積み込まれた=3月20日、長岡市城内町2のJR長岡駅
新潟県小千谷市とJR東日本新潟支社は3月20日、新潟支社が展開する荷物輸送サービス「はこビュン」を活用し、錦鯉を上越新幹線で長岡駅から東京駅まで運搬した。錦鯉は20日の都内でのイベントでお披露目された。関係者は、移動時間が短く振動が少ない特徴を生かせるとして、今後の取り組みの拡大に期待を寄せた。
午前8時半前、長岡駅のホームで、駅員らが箱に入った錦鯉を積み込んだ。人気の高い「紅白」「大正三色」など5品種5匹と、10センチほどの100匹を2箱に分けた。
小千谷市と小千谷市錦鯉漁業協同組合は3月20日、東京駅にある旅行情報を発信するスペース「JAPAN RAIL CAFE TOKYO」で錦鯉の展示を始めたほか、東京駅付近の「TOKYO TORCH Park」で20日に開催したイベントにも出展。錦鯉すくいなどのアトラクションを催して、小千谷発祥の錦鯉をPRした。
東京駅でのイベントにも出席した小千谷市の山口良信副市長は「鯉にとってストレスのない...
残り35文字(全文:461文字)