最高賞の文部科学大臣賞に輝いた伊豆伊東高のメンバーと受賞作=3月19日、佐渡市相川栄町
最高賞の文部科学大臣賞に輝いた伊豆伊東高のメンバーと受賞作=3月19日、佐渡市相川栄町

 新潟県佐渡市を舞台に高校生が版画制作の腕を競う「第25回全国高等学校版画選手権大会(はんが甲子園)」の表彰式が3月19日、佐渡市相川栄町の相川体育館で開かれた。最高賞の文部科学大臣賞には、「道遊の割戸」を題材にした伊豆伊東高校(静岡県)が選ばれた。

 予選を勝ち抜いた13校13チームで争う本選は3月16日に開幕。テーマは「佐渡は生きる」。3人一組の各チームが島内を取材して題材を決め、3日間で制作した。

 伊豆伊東高校の「永久(とわ)に果てることなく」は、世界遺産に登録された「佐渡島(さど)の金山」の道遊の割戸が、夕日に照らされ金色に輝く様子を表現した。2年生の大野未紅(みく)さん(17)は「現地...

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