障害者の夕方の居場所支援に向けた話し合いをする支援者ら=2月、新潟市南区白根
障害者の夕方の居場所支援に向けた話し合いをする支援者ら=2月、新潟市南区白根

 障害児を育てながら働く親がフルタイムで仕事を続けられるよう新潟市南区の有志が、サポートが必要な子どものために夕方の居場所をつくろうと活動している。関係者は「誰もが安心して暮らせる街へ、力を貸してほしい」と賛同者を募っている。

 障害のある子どもたちが通う放課後等デイサービスは夕方まで利用可能だが、18歳になり高等特別支援学校を卒業すると、サービスを受けられなくなる。その後、就労支援施設などに通っても、多くは午後4時ごろには帰宅することになり、一人での留守番が難しい場合、フルタイムで働く親が仕事との両立に悩むケースも多い。

 こうした「18歳の壁」を解消したいと、新潟市南区で障害者支援を行うスマイ...

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