
生産者らが見守る中で行われた2025年最初の子牛の競り=4月2日、佐渡市北川内
佐渡市内で生まれた子牛の2025年最初の競りが4月2日、佐渡市北川内の高千家畜市場で開かれた。落札された119頭の平均価格は52万6992円で、前回の24年11月に比べて5万723円上回った。全国的な相場の上昇傾向を反映した形だが、市場関係者からはさらなる上昇を望む声が上がった。
競りは、JA佐渡が4、7、11月と、年に3回開いている。今回は、市内の生産者ら35軒が、子牛121頭と成牛15頭を市場に出した。競りには山形、福島、岐阜の各県を含む19業者が参加。子牛の血統や体形などを見て応札され、最高価格は84万9200円だった。
終了後、JA佐渡営農振興課の寺田令(りょう)次長は、月齢が若い牛...
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