山岳遭難者らの救助に当たる県警山岳遭難救助隊員の指定書交付式=県警本部
山岳遭難者らの救助に当たる県警山岳遭難救助隊員の指定書交付式=県警本部

 山菜採りや登山者が増えるシーズンを前に、県警山岳遭難救助隊の指定書交付式が、新潟市中央区の県警本部で開かれた。山岳地を有する県内11署の署員と本部地域課員ら計40人が指定され、入山者の安全を守る決意を新たにした。

 救助隊は4部隊に分かれ、各署で通常の勤務をしつつ、遭難者などが出た際、任務に当たる。今年は9人の新人を迎えた。

 4日にあった式では、隊長の山崎武警部が隊員を代表し、須田芳明地域部長から指定書を受け取った。

 須田地域部長は「現場では高度な技術が要求され、強靱(きょうじん)な気力と体力も必要。チームワークの向上と、安全対策に万全を期してほしい」と訓示。山崎隊長は「日頃からの訓練で隊員の...

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