有機農業の生産者らが取り組みを発表した報告会=新発田市諏訪町1
有機農業の生産者らが取り組みを発表した報告会=新発田市諏訪町1

 有機農業に取り組む生産者らによる報告会が、新発田市諏訪町1の新発田駅前複合施設「イクネスしばた」で開かれた。アイガモを水田に放って除草する「アイガモ農法」などの実践例が報告され、メリットや課題を共有した。

 有機栽培への理解を広めようと、県内の生産者らでつくる「新潟オーガニック連絡協議会」が3月上旬に開催。農業関係者約60人が参加した。

 新発田市川口の「させ農園」取締役の佐瀬一世(いっせい)さん(24)は、アイガモ農法について紹介した。除草や害虫駆除に役立ち、最終的にはカモを食べることもできると説明。一方で、カモが活発に動き過ぎたこともあったとし、「田んぼが穴だらけになり収量が減った」と語った...

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