新潟オーガニック連絡協議会が開催した報告会=新潟市中央区
新潟オーガニック連絡協議会が開催した報告会=新潟市中央区

 農薬や化学肥料を使わない有機農業を推進する新潟県内4市による報告会が、新潟市中央区で開かれた。農法や販売について、各担当者が事例を報告。出席した生産者らは、有機農業の普及に向けて連携することを確認した。

 約140の個人・法人でつくる「新潟オーガニック連絡協議会」が1月25日に開催し、約70人が参加。新発田、阿賀野、佐渡、五泉各市の担当者が、取り組み状況を報告した。

 新発田市では2023年度に有機米の輸出を始めた。有機農作物に対する世界のニーズが高いことから、輸出業者の引き合いが強いという。「高付加価値の農産物で所得向上につなげ、持続可能な農業をつくっていきたい」と報告した。各市からは、除草対...

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