最盛期を迎えている養殖サクラマスの水揚げ=17日、佐渡市和木
最盛期を迎えている養殖サクラマスの水揚げ=17日、佐渡市和木
最盛期を迎えている養殖サクラマスの水揚げ=17日、佐渡市和木

 佐渡市の春の味覚、養殖サクラマスの水揚げが最盛期を迎えている。佐渡市の和木漁港で17日、脂の乗ったサクラマスがいけすから引き揚げられ、県内外へ向け出荷された。

 サクラマスの養殖は、鳥取県の弓ケ浜水産が佐渡事業所を立ち上げ、2018年から開始。毎年、旬の4月ごろに水揚げしている。

 17日朝は職員ら13人が作業に当たり、いけすからクレーンに取り付けた網を使って引き揚げたサクラマス約4000匹、計約8トンを手際よく生け締めにした。

 今年は1匹当たりの平均体重が2キロ前後で、昨年よりも身が約400グラム大きいという。弓ケ浜水産は大きい成体を選んで繁殖することを繰り返す「選抜育種」の効果が出ているとみ...

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