柏崎・刈羽地域で栽培されている極早生(わせ)米「葉月みのり」が、存在感を高めている。キャッチフレーズは「新潟県で一番早い新米」。8月のお盆ごろ収穫され、県産米の中では、いち早く新米市場に投入される。昨年はコメ不足で引き合いが強まり、価格が上昇。今年も需要は高く、作付面積は過去最大になった。関係者は、今後も生産量を増やしたいとしている。

 葉月みのりは2019年に本格デビューし、8月中旬に収穫できることから、その名が付けられた。19年の作付面積は71ヘクタールだったが徐々に増え、25年は過去最大の133ヘクタールで作付けされる。

 JAえちご中越経営管理委員会の力間利昭・柏崎地区委員長は「去年より...

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