
コメリ(新潟市南区)は22日、2025年3月期の連結決算を発表した。春の園芸資材や、エアコンなどの夏物販売が堅調だったほか、物価高の中、安価なプライベートブランド(PB)商品が好調で、純利益は前年比0・1%増の137億1900万円となった。新型コロナウイルス禍による巣ごもり需要で過去最高益を計上した21年3月期以来、4期ぶりの増益となった。
夏以降は台風の影響で防災用品のニーズが高まったほか、冬の大雪、低温で暖房、除雪用品が伸びた。PB商品ではソーシャルメディアを通じた販促が奏功し、カー・レジャー用品が好調だった。
売上高は2・3%増の3791億9200万円、営業利益は1・4%増の223億9...
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