色彩や輝きがそれぞれ異なるガラス品が並ぶ企画展=18日、長岡市関原町1
色彩や輝きがそれぞれ異なるガラス品が並ぶ企画展=18日、長岡市関原町1
色鮮やかなアクセサリーも多く並ぶ

 数千年前のメソポタミアやエジプト、中国などのガラス品を集めた企画展が、長岡市関原町1の新潟県立歴史博物館で開催されている。権力や富の象徴となり、暮らしを彩る装飾品としても珍重された古代ガラスの魅力を紹介している。

 同館、新潟日報社などが主催。「古代地中海世界」「古代オリエント世界」「東アジア世界」の3地域に分け、約200点を並べている。

 会場入り口には、古代エジプト最大のガラス彫刻とされる「ファラオ頭部」を飾っている。ツタンカーメンの祖父アメンホテプ3世と推察され、制作は紀元前14世紀前半とされている。色も形も個性豊かな装飾瓶、首飾りなども目を引く。

 18日には関係者向けの内覧会が開かれた。...

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