国内外視察や行政への政策提言などの事業計画を承認した新潟経済同友会通常総会=25日、新潟市中央区
国内外視察や行政への政策提言などの事業計画を承認した新潟経済同友会通常総会=25日、新潟市中央区

 新潟経済同友会は25日、新潟市中央区で総会を開いた。企業関係者約180人が出席し、2025年度事業計画などを承認した。地域経済発展に向け、国内、海外の視察や行政に向けた提言を行うことを確認した。

 総会では吉田至夫(のりお)筆頭代表幹事(新潟クボタ会長)が1970年代の石油危機を振り返り「曲がり角の混乱期を乗り越え、日本は躍進を遂げた。(米国の高関税施策などの)理不尽をバネに発展の礎にできればと思う」とあいさつした。

 25年度は全12の委員会で活動する。9月には、10同友会が参加する中央日本地区会議が県内で開催される。これに合わせ、本県の魅力を発信する企画を検討していく。

 視察では大阪・関西万...

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