
大学と地域の連携の大切さを訴えた共愛学園前橋国際大学の大森昭生学長=新潟市中央区水道町
地方私立大学の在り方を考える講演会が、新潟市中央区の新潟青陵学園で開かれた。地域に根ざした学校運営で注目されている共愛学園前橋国際大学(前橋市)の大森昭生学長が、地域と大学が連携して地元の学生を育てる大切さを訴えた。
少子化に伴い新潟県内の私大の多くが定員割れする中で、産官学が一体となったプラットフォームの構築を模索する動きが新潟県でも始まる予定だ。講演会は先進事例を学ぼうと、新潟青陵学園の主催で4月中旬に開催。県内私大の学長や行政関係者ら約120人が参加した。
大森学長は、前橋市役所での半年間のインターンシップや、地元企業と学生による商品の共同開発など、前橋国際大の取り組みを紹介した。
同...
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