凧に美人画や武者絵の絵付けをする絵師=見附市今町1
凧に美人画や武者絵の絵付けをする絵師=見附市今町1

 6月7〜9日に開かれる「見附今町・長岡中之島大凧合戦」に向けて、見附市今町1の大凧伝承館で凧の絵付けが着々と進んでいる。絵師が約8畳分の六角凧に、力強い目つきの武者絵を描き、合戦に向けて気持ちを高めている。

 大凧合戦は360年以上の歴史を誇り、新潟県の無形民俗文化財の指定を受けている。凧の絵は企業や個人が依頼しており、今年は今町と中之島で合わせて計162枚を制作する。

 2月から和紙と骨組みだけの「白凧」を作り、4月上旬から絵付けをしている。24日は、絵師3人が集中力を研ぎ澄まし、武者絵や美人画などを色鮮やかに描き上げていった。

 見附今町・長岡中之島大凧合戦協会の小柳昭文理事は「似たような絵柄...

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