
和気あいあいとした雰囲気で打ち合わせをする「湯沢で落語を楽しむ会」のメンバーたち=湯沢町土樽
湯沢町民に本物の落語や演芸を気軽に楽しんでもらおうと、町民有志が「湯沢で落語を楽しむ会」を発足させた。10日に最初の落語会となる「ゆざわ寄席」を、神立の湯沢カルチャーセンターで開く。今後も定期的に寄席を開催していきたいと、意気込んでいる。
楽しむ会をつくったのは湯沢町土樽の津山隆夫さん(75)ら7人。津山さんは落語好きで、町民から「落語を聞きたいが、東京まで行けない。湯沢で落語が聞けないか」といった声を耳にしていた。「町のために頑張ろう」と仲間に声をかけ、会を発足させた。
最初の落語会を5月10日に開くことを決めると、メンバーは分担して広報活動を開始。チラシを3000枚以上用意して新聞の折り...
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