
庭園の新緑とつるし雛飾りが楽しめる「飯塚邸」=柏崎市新道
柏崎市新道の市史跡「飯塚邸」で、市民が手がけた子どもの成長を願うつるし雛(びな)が、5月18日まで飾られている。庭園「秋幸苑(しゅうこうえん)」の新緑を背景に、かわいらしいつるし雛が趣のある邸宅を彩っている。
飯塚邸は新道地区の大地主だった飯塚家の住居。市が企画し、市民から提供を受けた約80点のつるし雛を邸内に展示した。健康や良縁の願いを込めたハマグリやウメなどの布細工の飾りに、子どもの成長への思いが込められている。
つるし雛は、約1000平方メートルの秋幸苑に面した場所にも多く飾られている。訪れた人々は色鮮やかなつるし雛とともに、モミジなどまばゆい新緑の木々を楽しんでいた。
初めて訪れたと...
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