東日本建設業保証新潟支店（新潟市中央区）がまとめた前払い金保証実績に基づく２０２４年度の県内公共工事動向によると、請負金額は前年度比１・４％増の３０７９億４３００万円で２年連続で増加した。県や事務組合などの請負金額は減少したが、国や市町村は増加した。一方、件数は同１・８％減の６５８０件で、平成以降最低を更新した。件数の減少を大型の事業が下支えした格好だ。
発注者別では国の請負金額が１２・０％増の６３２億１５００万円。うち北陸地方整備局が１８・５％増の５４８億２２００万円だった。朝日温海道路や大河津分水の河川工事が金額を押し上げた。
独立行政法人などは１１・５％増の１６７億２５００万円。東日本高速道路は...
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