コロナ＝三条市東新保
コロナ（三条市）は９日、２０２５年３月期の連結決算を発表した。ヒートポンプ給湯機「エコキュート」などの販売が好調だった一方、原材料価格や物流コストの上昇が響き、営業利益は前期比０・９％減の１３億４３００万円だった。
エコキュートなどの住宅設備機器の売上高は、国の補助金制度が追い風となり、１１・８％増の４００億９５００万円と過去最高となった。石油ファンヒーターなどの暖房機器は、暖冬の影響を受けて販売が振るわなかった。
売上高は３・９％増の８５２億１４００万円、経常利益は３・５％減の１７億４００万円、純利益は１５・５％減の１１億３００万円となった。年間配当は２８円。
２６年３月期は売上高８６７億...
残り113文字（全文：413文字）
