
出席者が旧友との再会を喜んだ十日町市の式典=十日町市本町1
大型連休期間中、魚沼地域では十日町市など4市町で二十歳を祝う式典が開かれた。着物やスーツ姿の出席者は、旧友との再会を喜び、新たな一歩を踏み出した。
十日町市は5月3日、本町1の越後妻有文化ホール「段十ろう」で開催し、対象者464人のうち384人が出席した。
代表して慶応義塾大に通う富井優花さんと十日町看護専門学校で学ぶ山本花さんが抱負を発表。中越地震の8日前に生まれた富井さんは「生かされた命で誰かの命を守り、希望を紡いでいきたい」と強調。山本さんは「これからの社会は、若い世代の力が重要となる。市民の健康を支えるために努力したい」と述べた。
京都府の大学に通う中島結愛さんは「育ててくれた親や、...
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