
昔ながらの無添加の素材の「日本一うまいトコロテン」=上越市大島区下達
創業140年の「日本一うまいトコロテン」(上越市大島区下達)が今年も営業を始めた。湧き水とテングサを使った手作りの名物を求め、新潟県内外から多くの人が訪れている。
1885(明治18)年創業の同店は、かつて「清水屋」という店名だったが、戦後間もないころに3代目が、客から「日本一うまいトコロテン」と書かれたのれんを贈られたのを機に改名した。
原材料は伊豆地方産の3種類のテングサと店の敷地の湧き水のみ。完成までに5〜6時間かかり、注文後に突き棒で麺状に押し出して提供する。しょうゆやからしなどを付け、一本箸でつるりとすすって食べる。
5代目店主の武江稔さん(53)は「昔と変わらず手作りで一生懸命作っているので、ぜひ食べにきてほしい」と話す。
1食400円で持ち帰りも可能。ほかに湧き水を使ったコーヒーやかき氷などもある。営業時間は午前10時〜午後4時。10月13日まで無休で...
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