
子どもたちがおしゃぎり屋台に乗り、村上大祭の雰囲気を味わった体験講座=村上市
村上市中心部で毎年7月に開かれる「村上大祭」を小学生が体験する講座が、三之町の市郷土資料館(おしゃぎり会館)などで開かれた。参加者は、会館に展示している「朱鷺(とき)屋台」を引き回し、地域で受け継がれてきた歴史と伝統に触れた。
村上大祭は7月6、7の両日、19の町内がおしゃぎり屋台を引いて練り歩く。講座は少子化が進む中、屋台の乗り子の確保と育成を目的に、村上地域まちづくり協議会が開催。瀬波、神林地区など19町内以外を含む15人が参加した。
4月下旬の講座に参加した子どもたちは、始めに太鼓のたたき方などおはやし演奏を学んだ。その後、大祭に関わる住民ら約100人が協力し、会館から河内神社(肴町)...
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