
ダミー人形を使った心肺蘇生に挑戦する横越中2年生=新潟市江南区横越中央3
急病人の発生や災害時など、いざというときの対応力向上を図る「ジュニアレスキュー隊育成講習会」が、新潟市江南区の横越中学校で開かれた。2年生約80人が、心肺蘇生法や自動体外式除細動器(AED)の使い方などを学んだ。
区は2014年から毎年、区内の中学校で講習会を開いている。横越中では5月中旬に開かれ、江南消防署員や消防団江南方面隊員らが講師を務めた。
署員は急病人発生時の対応について「救急車に引き継ぐまでの間、絶え間なく胸骨圧迫を行い、早期にAEDを使うことが重要」と解説。「圧迫するときは肘が曲がらないように」「胸が沈む深さは単3電池1本分くらいが目安」といった講師の助言に合わせ、生徒たちがダ...
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