
大佐渡石名天然杉遊歩道を点検する県職員ら=4日、佐渡市石名
迫力のある天然杉を間近に楽しめる「大佐渡石名天然杉遊歩道」(佐渡市石名)で5日、今季の一般開放が始まる。雪解けに時間がかかり、県が開放を始めた2011年以来、最も遅い。4日には県職員ら14人が点検して回り、安全を確認した。
長さ約650メートルの遊歩道は、大佐渡山脈の標高約900メートルの県有林にある。四方八方に枝が広がる「羽衣杉」など、風雪で複雑に変形した巨木の造形美を堪能できる観光スポットだ。
県職員らは遊歩道に設置されているロープや看板の強度を調べたり、危険な枝の有無を確認したりした。
県佐渡地域振興局農林水産振興部の吉津浩司副部長は「なかなか見られない複雑で大きな天然杉を楽しんでほし...
残り100文字(全文:400文字)