高齢者に反射材を手渡し、交通安全を呼びかける高校生ら=胎内市黒川
高齢者に反射材を手渡し、交通安全を呼びかける高校生ら=胎内市黒川
高齢者に反射材を手渡し、交通安全を呼びかける高校生ら=胎内市黒川

 高齢者の交通事故を防ぐため、新発田署員と中条高校の生徒ら約30人が胎内市黒川地域の高齢者宅を訪問し、反射材などを配って事故防止を呼びかけた。

 広報活動は市と新発田署などが、事故が発生しやすい交差点近くを対象に実施している。今回は5月中旬、黒川南町と黒川西町二区で70歳以上の住民がいる75世帯を回った。

 参加した中条高校の生徒9人は「交通事故に気を付けてください」と、反射材付きのたすきなどを高齢者に手渡した。受け取った無職女性(73)は「自分の存在を車に知らせるのに、反射材を使いたい」と話した。

 新発田署の川﨑智行交通課長は「県内では、高齢者が関係する交通事故は午前中に多く発生している。買い物...

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