阿賀町の麒麟山にまつわる狐火(きつねび)伝説を基にした「第33回つがわ狐の嫁入り行列」が7日、津川の中心部で行われた。今年の花嫁・花婿は、町にゆかりがあるさいたま市のカップルが務めた。真夏のような暑さに見舞われた中、狐に扮(ふん)した行列が優雅にまちを練り歩いた。主催者によると見物に訪れたのは約3万8千人。多くの人を引きつけたイベントを写真で振り返る。
◆多くの観客に祝福され…「宝物のような一日に」
「宝物のような一日になった」。祖父母が阿賀町に住み、念願だった狐の嫁入りの花嫁になる夢をかなえた倉持春香さん(30)。多くの観客に祝福され、夫になる山本隆徳さん(28)と絆を確かめながら歩いた

◆お供の先頭は小学生!一歩一歩勇ましく
県内外の約100人が花嫁のお供を務めた。先頭の白...
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