市街地循環バス「あやめバス」の新路線の出発式=新発田市役所
市街地循環バス「あやめバス」の新路線の出発式=新発田市役所

 新発田市の市街地循環バス「あやめバス」が、公共交通の空白地域となっていたエリアを通る新たな路線の運行を開始した。JR新発田駅東側の東新町などを走る「東ルート」と、富塚町などの「西ルート」の2路線。これに先立ち、佐々木地区でもコミュニティーバスが運行を始めており、市は「市内の交通空白への対応は一区切りついた」としている。

 あやめバスは、新発田市などでつくる「地域公共交通活性化協議会」が運営している。2006年に運行を開始し、主に新発田駅と市役所や商店街、病院、大型商業施設などを、内回りと外回りで循環。宅地開発が進む中、新興住宅地などへのルート拡大が課題となっていた。

 6日からは新たに、東新町や...

残り503文字(全文:803文字)