新発田地域振興局が作った冊子
新発田地域振興局が作った冊子

 若い世代から地域活性化のヒントを探ろうと、県新発田地域振興局が2年にわたって取り組んできた座談会の内容が冊子になった。管内の市町村や図書館に配布された。

 3月まで振興局長を務めた阿部久紀さんが中心となって2023年度と24年度、11回にわたって「地域ふるわせ座談会」を開催。学生や起業家らとの意見交換を通じて地域が元気になるためのアイデアを出し合った。冊子では、五頭連峰や日本一小さい櫛形山脈、加治川の観光への活用などの意見が紹介されている。

 阿部さんが局長時代に実際に現地を訪れて感じたことを踏まえ、活性化に向けた「私案」も盛り込んだほか、振興局の若手職員のアイデアも掲載されている。

 阿部さんは...

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