新潟・山形地震を振り返りながら、ウオーキングイベントに参加する中学生たち=6月18日、村上市府屋
新潟・山形地震を振り返りながら、ウオーキングイベントに参加する中学生たち=6月18日、村上市府屋

 新潟・山形地震から6年となった18日、被害の大きかった村上市山北地区で、記憶の風化を防ごうとウオーキングイベントが行われた。地元中学生が参加し、山北総合体育館の周辺を歩いた後、避難所の設営を体験するなどして防災への意識を高めた。

 新潟・山形地震は山形県沖を震源とし、2019年6月18日午後10時22分に発生。最大震度6強を観測した。県内では7人の重軽傷者が出たほか、大規模半壊3棟の建物被害があった。

 イベントは地元のNPO法人、悠遊さんぽくスポーツクラブが「震災を忘れないウオーク」と銘打ち、地震発生日に合わせて毎年実施。体育館は当時、避難所として使用された。

 山北中学校から1年生18人が...

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