魚沼基幹病院
魚沼基幹病院

 累積赤字が24億円を超え、厳しい経営が続く魚沼基幹病院(新潟県南魚沼市)について、県は2025年度の赤字を当初想定した7億円から1億円程度までに圧縮できるとの見込みを示した。19日の県議会6月定例会代表質問に答えた。 

 魚沼基幹病院の24年度決算は、給与費の増加や物価高騰に伴う医薬品費の上昇などで2億6300万円の赤字だった。病院を運営する県地域医療推進機構は27年度までの収支均衡に向け、24年度から管理職給与の臨時削減などに取り組んでいる。

 25年度も材料費などの支出が増えるとして7億円程度の赤字となると当初見通した。想定の赤字額圧縮について中村洋心福祉保健部長は「紹介患者の増加に向けた周...

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