タマネギを掘り起こして収穫する生産者=柏崎市畔屋
タマネギを掘り起こして収穫する生産者=柏崎市畔屋

 県内有数のタマネギ産地である柏崎刈羽地域で出荷がピークを迎えている。柏崎市や長岡市のJA直売所のほか、県内外の青果市場に出されている。

 柏崎刈羽地域では、7・7ヘクタールの畑で20の農家や法人が育てている。栽培は10年以上前に、農家の所得確保やコメの生産調整の目的で始めた。多くの生産者が水田を活用したため、粘土質の土壌に苦労してきたが、排水対策や大豆との二毛作を通じて、水はけの良い土作りに努めてきた。

 約1・7ヘクタールでタマネギを栽培する農事組合法人「畔屋(あぜや)生産組合」では、機械で土から掘り起こして次々と収穫していた。

 JAえちご中越などによると、今年は実が大きく成長する5月の「肥大...

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