「メルカリエコボックス」を手に、まだ使える品物の提供を求める新潟大の学生=加茂市役所
「メルカリエコボックス」を手に、まだ使える品物の提供を求める新潟大の学生=加茂市役所

 加茂市が注力するリユース事業を推進しようと、新潟大学の学生が市民から不要品を集め、ネットで販売する実証実験に取り組んでいる。加茂市役所など市内外9カ所に不要品の回収箱を設置し、集まった物品は3日からネットショップに出品する。学生は「循環型社会の実現に貢献したい」とまだ使える物品の提供を呼びかけている。

 実証実験を行うのは新潟大創生学部の1年生5人。加茂市が4週にわたる学外学修「フィールドスタディーズ」を受け入れた。

 加茂市は2022年度から、フリマアプリ運営のメルカリ(東京)と連携し、リユース事業を展開する。ネットショップ「メルカリShops」に「新潟県加茂市」の名称で公式ショップを開設し、...

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