
県立妙高病院に関する要望書を手渡す妙高市の城戸陽二市長(左から2人目)=6月30日、県庁
妙高市の城戸陽二市長は30日、県庁に金井健一・県病院局長を訪ね、市内にある県立妙高病院の外来診療体制維持などを求める要望書を手渡した。
県立病院は2024年度の赤字が過去最大の46億円となり、妙高病院は6064万円の赤字だった。県は妙高、柿崎(上越市)、津川(阿賀町)の3病院で病棟廃止も含む機能、規模を見直し、25年度内に方針を決めるとしている。
面会は非公開。終了後、城戸市長は取材に(1)リゾート開発に伴う訪日客の増加を見込んだ適正な病床数(2)現在8科ある外来診療体制の維持(3)病院の老朽化への対応-を求めたと説明。「地域の実情を理解していただいた」と話した。
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