
消防職員に安全な花火の楽しみ方を習う園児たち=新潟市中央区上所3
夏休みシーズンを前に、新潟市消防局は、安全な手持ち花火の楽しみ方を指導する教室を愛泉こども園(中央区)で開いた。園児たちは、消防職員から「人に向けない」「終わったらバケツに入れよう」などと教わりながら、手持ち花火を楽しんだ。
市消防局によると、新潟市内では2023年、花火の火の不始末から約490平方メートルが焼ける枯れ草火災が発生した。また、24年には親が持っていた花火に子どもが顔を近づけてやけどを負った事故が起きており、市消防局は花火の安全な使用を呼びかけている。
教室は、市消防局が毎年市内のこども園などで実施している。愛泉こども園での教室は6月24日に開かれ、年長組の約80人が参加した。...
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