新潟市内を走る連節バス=4月、新潟市中央区
新潟市内を走る連節バス=4月、新潟市中央区

 新潟市が購入し新潟交通(新潟市中央区)が運行する連節バスを巡り、市が保有し続けることは税金の無駄遣いだとして、新潟市民オンブズマンは1日、連節バスの売却と修繕費用の損害賠償請求をするよう住民監査請求をした。

 連節バスは2015年に導入された。現在は市が4台を新潟交通に貸与し、公設民営方式の萬代橋ライン(新潟駅-青山間)で利用する。市は車両の老朽化のため更新を予定している。

 オンブズマンは5月末に独自に行った調査結果から、一部ルートが重複する別路線へ乗車を促すことで、連節バスを用いなくても現状の乗客数を輸送できると主張。費用がかかる連節バスを市が所有し続けることは違法で売却すべきとし、24年1...

残り156文字(全文:456文字)