
新発田市五十公野の浄念寺で開かれた良寛茶会
良寛にゆかりがある新発田市五十公野の浄念寺で恒例の良寛茶会が開かれ、約200人がお茶を楽しんだ。
浄念寺は、良寛が旧会津街道を歩いた時に立ち寄った寺で、手植えをしたとされる菩提(ぼだい)樹が今も残る。
6月中旬に開かれた茶会は2004年に始まり、新型コロナウイルス禍による中止を挟んで今年で20回目。裏千家の山本和俊さんと表千家の廣瀬京子さんが亭主を務め、参加した人は亭主の話に耳を傾けながらお茶を味わっていた。
浄念寺住職の廣瀬清志さん(72)は「皆さんの支えで今まで続けることができた。今後も長く続けていきたい」と話した。
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