
実習を通して火災発生時の対応を学んだ新潟工科大の学生=柏崎市藤橋
まちづくりや防災を学ぶ学生に火災に関する知識を深めてもらおうと、柏崎市消防本部の職員による授業が、柏崎市藤橋の新潟工科大学で行われた。都市防災コースで学ぶ3年生10人が参加し、火災の予防やいざという時の対応を、実践を通して学んだ。
まちづくりにおける防火対策の重要性を学び、火災時には地域の防災リーダーとして対応できる力を付けてもらおうと企画され、10日に行われた。
学生は近年市内でも増加しているたこ足配線やコンセントにたまったほこりなどが原因で起こる電気火災や、出火原因別の予防策について講義を受けた。消火器の使い方講座や、濃煙の中を移動する体験なども行い、火災時の初動対応や、避難の難しさにつ...
残り96文字(全文:396文字)